放送延期を繰り返したアニメ「異世界おじさん」、3月にようやく最終話

　テレビアニメ「異世界おじさん」製作委員会は2月14日、放送を延期していた第13話「みんなのおかげだ、ありがとう」を3月に放送・配信すると発表した。

　AT-Xで3月8日、TOKYO MXなど地上波とBS11は10日（9日深夜）に放送する。配信は10日の午前1時30分以降に順次始めるという。

　異世界おじさんは、殆ど死んでいるさんの漫画を原作とするテレビアニメシリーズ。もともと2022年7～9月期に放送していた番組だったが、中国の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて8話以降の放送を中止。10～12月放送のアニメとして再スタートを切ったものの、12月下旬に最終話の放送を再度延期していた。

　製作委員会は14日、「これまで本作に関わるスタッフの健康と安全を第一として制作を行ってきた」と説明。「最後まで作品を皆様の元へお届けするためにスタッフ一同、尽力して参ります」として視聴者に理解を求めた。

　中国の新型コロナウイルス感染拡大の影響でアニメが放送延期となるケースは23年に入っても続いており、14日には「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2」（以下、防振り2）の製作委員会が22日に放送を予定していた第7話を2週間延期すると発表している。