「ラブライブ！」プロジェクト初のミュージカルが初日！　今度のスクールアイドルは関西発！！

初日公演前にフォトセッションで笑顔を見せる（前列左から）西葉瑞希、関根優那、堀内まり菜、浅井七海、（後列左から）青山瑠里、三田美吹、星守紗凪、杏ジュリア、小山璃奈、佐藤美波（C）プロジェクトラブライブ！スクールアイドルミュージカル

　オールメディアで展開するスクールアイドルプロジェクト「ラブライブ！」シリーズで、初の舞台作品となる「スクールアイドルミュージカル」が１０日、東京・新国立劇場中劇場で初日を迎えた。

　アニメ４作品のほか、ゲームなど多方面で人気となった「ラブライブ！」だが、今回の「スクールアイドルミュージカル」は、これらの既存作品とは違う世界観のもとで展開。舞台も関西地区に移し、芸能コース選抜アイドル科を設置したことで注目度を上げ、
ブランド化した大阪・滝桜女学院と、昔ながらの進学校である兵庫・椿咲花女子高校を舞台に、対立する両校の理事長の娘・滝沢アンズ（関根優那）と椿ルリカ（堀内まり菜）の出会いが、２人の運命のみならず、取り巻く人々をも大きく変えていく―というストーリーになっている。

　これまでの「ラブライブ！」（秋葉原）、「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」（お台場）、「ラブライブ！スーパースター！！」（表参道）は東京都内の女子高が舞台となっており、「ラブライブ！サンシャイン！！」も舞台は静岡県沼津市。関西地区を舞台とした「ラブライブ！」は、今回のミュージカルが初めてとなる。
世界観は違えど、スクールアイドルが活躍するという点においてはシリーズ全体で共通する。ミュージカルパートの後には、「カーテンコールスペシャルステージ」として、キャストによるライブパートもあり、その時はペンライトの使用もＯＫ。ファンにとっては様々な趣向を楽しめる構成となっている。

　１０日は初日公演に先立ってゲネプロが行われ、滝桜と椿咲花の両校のキャスト各５人が会見。アンズ役の関根は「ひとりひとりのキラキラ感がすごいですし、それは劇場で生で見ていただくのが一番伝わると思っています。ひとりひとり全力でこの作品に挑んでいて、皆さんに喜んでいただけるか、スクールアイドルミュージカルを、
もっともっと好きになっていただけるかを考えて練習してきたので、それを生で体感していただきたいと思います」。ルリカ役の堀内は「全員がワクワクしながら積み重ねてきたものが、今ここにあると感じています。みんなに幸せなキラキラが届くよう全員で頑張りますので、その瞬間を見届けていただけたらうれしいです！」とアピールした。

　「スクールアイドルミュージカル」は東京で１５日まで全９公演を行い、来年１月２５～２９日には、大阪・梅田芸術劇場メインホールで全８公演を行う予定となっている。

https://hochi.news/articles/20221210-OHT1T51217.html