アニメ「リコリコ」爆発的人気でスピンオフ小説が異例の発売前重版へ「関係者ほど衝撃を受ける事態」

ＴＯＫＹＯ　ＭＸなどで放送中のオリジナルテレビアニメ「リコリス・リコイル」（リコリコ）のスピンオフ小説「リコリス・リコイル　Ｏｒｄｉｎａｒｙ　ｄａｙｓ」（９月９日発売）が予約好調につき、発売前に増刷する異例の重版が決定した。２２日、ＫＡＤＯＫＡＷＡより発表された。

　原案者・アサウラ氏自らが執筆した小説では、７月から放送中のアニメ「リコリコ」の映像では描かれなかった、和カフェ「喫茶リコリコ」の看板娘・錦木千束、井ノ上たきならが織り成す、ありふれた非日常の物語が描かれる。　

　アサウラ氏は発売前重版を受けて、「この度はリコリス・リコイルを応援してくださる皆さまのおかげで、発売前の大重版が決まりました。誠にありがとうございます。ちなみに発売前重版自体が珍しい事に加え、部数も前代未聞レベルの重版……それ故に関係者ほど衝撃を受けるというわけのわからない事態になっています。こうした事態にふさわしい小説になっているかはわかりませんが……少なくとも、いみぎむる先生の描く千束たちは、見合う価値のあるものになっていると断言いたします。めっちゃかわいいです。最高です。ですので皆さま、発売日には安心して全国の書店等でお買い求めください」とコメントを寄せた。

　「リコリス・リコイル」は東京の下町にある和カフェ「喫茶リコリコ」を舞台に、平和主義の錦木千束とクールで効率主義の井ノ上たきな２人の凹凸コンビを中心とした、ハチャメチャな毎日を描くオリジナルアニメ。７月の放送開始から２人を含む魅力的なキャラクター像、イラスト、関係性の丁寧な描写などが好評で毎週、最新話放送時にツイッターのトレンド入りを果たすほか、多くのファンによるイラストが投稿されている。