アイドルマスターシンデレラガールズ アイマス担当ライターが語る「絶妙なマッチングでアイドルたちの魅力を引き出すカバー楽曲の世界」

本格的なアニメ作品とのコラボでカバー曲が追加

昨日の発表された『コードギアス 反逆のルルーシュ』との衝撃のコラボには、多くのファンが驚いただろう。開始当日には同作の主人公、“ルルーシュ”こと“ゼロ”が登場し、専用のメッセージがフルボイスで流れ、テレビCMやゲーム内では関連楽曲のカバーが追加されたり、ルームアイテムが登場したりと盛り上がっている。
今までも“グランブルーファンタジー”や“太鼓の達人”などの楽曲やルームアイテムだけのコラボはあったが、アニメ作品とのコラボで専用ムービーや4曲の複数カバー追加など、ここまで本格的なものは初めてだ。今後もこういった形で別の作品が関わってくるとまた面白いことになるだろう。

さて、上述したようにコラボの一環として、作品とタイアップしている楽曲のカバーがゲーム内で追加されている。第1弾として追加された“COLORS”は“上条春菜”と“荒木比奈”の“サイバーグラス”がカバー。オタク系女子の“荒木比奈”がアニメタイアップ曲のカバーとしてエントリーされてニヤリとしたプロデューサーも多いのではないだろうか。“三船美憂”のカバーする“モザイクカケラ”は原曲よりもウィスパー成分が増し、儚さと神々しさが増したように感じた。第2弾で追加された“O2”には力強く高い歌唱力の3人が揃い、女性ボーカルならではのカッコよさが表現されている。そして“Revive”を歌う“ニュージェネレーションズ”は、初期から活動する3人の安定したキャラボイスの歌声で高い完成度を見せてくれた。

“ゆず”とのコラボをきっかけに怒涛のカバー追加

2018年CMキャラクターに“ゆず”を起用すると同時に“夏色”と“サヨナラバス”、少し遅れて“LOVE＆PEACH”が追加され、今までと違った本格的なアーティストとのコラボで、新しい潮流に期待したプロデューサーも多かっただろう。そして“ゆず”の2人はCMの中で曲を書いてみたいと語り、後に描き下ろしとなる“無重力シャトル”に繋がる。さらに7thライブでカバー曲である“LOVE＆PEACH”が披露されるという歴史的なパフォーマンスも実現。名古屋公演、大阪公演でもカバー曲がセットリストに入るのではと期待が高まる。
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